開催日程
第1回 2025年10月19日(日)~20日(月)
「人生を語る会」再開の意義
2018年からサンダンスリゾートクラブの会議室をお借りして「人生を語る会」を2020年まで8回にわたり、開催して参りましたが、コロナ感染禍で中断しておりました。講師の方の中にはこの間2名の方がお亡くなりになりました。
そこで、この機会に「人生を語る会」を再開することを決めました。この会は参加者の皆さんに一度人生を立ち止まって、今までの人生をレビューしていただき、これからどう生きるかを語っていただく場として展開したいと思っております。「人生は出会いです。いい人、いい仕事の出会いの積み重ねがいい人生に繋がります。」私は「我、この道より生かすべき道無し、高い志を持ってこの道を行く」をモットーとして、「世の中にいいこと、相手に喜ばれることを基本に行動して来ました。その結果80歳にしてまだまだ世間に必要とされている場におります。これは座して、待っていたのではなく、積極的に自分の活躍の場を作って来た結果だと思っております。決し自分が能力あるとは思っておりません。しいて言えば「自分の能力を生かすべき能力」があるだけです。幾つになっても「人生は自分を活かすべき場」に立ち続けるのが大切ではないでしょうか?「人生の本舞台は70、80代にあり」を座右の銘として今しばらく世の中に役に立ちと思っております。
私事ですが、77歳の時、自然気胸を2回発症、いずれも10日間の入院を余儀なくされ、その後、間質性肺炎の疑いで治療を続けております。 78歳のとき腹部大動脈解離を発症、偶然に偶然が重なり死ぬ寸前で病気を発見して、即入院、その日に手術という手際の良さで、命拾いを致しました。79歳には腰痛圧迫骨折の再発を繰り返し、2か月の入院を2回余儀なくされました。80歳になり、圧迫骨折から離脱するも老いには逆らえませんが、「人生は生きているのではなく、生かされている(活かされている)ではないか」と考え、80代を前向きに生き続けたいと思います。そう考えると認知症の妻に生かされている自分に気づいたのです。77歳~80歳に起きる生命の危機がなかった人は喜寿、傘寿としてお祝いして、80歳の壁を超えると80代はバラ色の人生を過ごすことができるものと思っております。そして、88歳米寿、90歳卒寿の2年間で発症した病気があの世への直行とならなければ、何とか病と付き合いながら 90歳代を他人の世話になりながら、生き続けることができるのだと思います。しかし、 生きながらえることが人生ではありません。「人生どう生きるか?」では 無く「何故生きるか?」を考えるのが大切なのではないでしょうか?この問いのソリューションの場として「人生を語る会」を利用して頂ければ幸いです。
(資)ディ・スリー研究所 代表取締役所長 堀江 透
(旧 人生を語る会)